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アメリカ人との電話会議

10月16日夜からニューヨークでは冷たい風が吹き荒れています。幸い今のところ停電等の影響はありませんが、発生した火事が強風により被害が大きくなったとのニュースもあり早く風が収まるのを待っています。


さて、アメリカ人との電話会議で苦労されている方がいるかもしれません。いくつかのケースを考えてみたいと思います。


ケース1:時間通りに電話会議に参加してくれない。


日本人的には時間通りに会議が始まるのがルール、礼儀だと思っているかもしれません。取引先、客とのフォーマルな電話会議以外ではほぼ時間通りに参加者全員が電話会議に参加してくれることはないと思います。期待するのは諦めてください。電話会議には外出先から、移動中に参加する米人がよくいますので、そういう人たちは遅れがちです。そこでイライラしても意味がないので5分ぐらい余裕をもって参加するのを待ってください。5分ぐらいの遅れなら、“Are you OK?”ぐらいの言葉をかけて、舐められない程度にいい人になった方が心証がよくなります。内部の電話会議で重要案件、ややこしい話をするときは相手のスケジュールを事前確認して、電話会議前の行動を把握しておいた方がいいかと思います。5分待っても参加してこなかったら、粘る必要はないのでリスケしてください。相手のペースに合わせる必要はありません。主導権を握ることが電話会議では重要です。


次回ケース2を考えます。


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